震度7の地震が二度、地震の亀裂に大量の雨が流れ込んで起こった土砂崩れ…。
家々は倒れ、土砂に埋まり、すっかりと変わり果ててしまった山間の集落。
朝食後その地区の方々と、家の状況や優先的に取り出したいものなどを打ち合わせ、道具を準備して集落へ向かいました。
震災後10日が過ぎても全く手の付けられていない集落は、
大雨の影響で大量の土砂で家や車で道路が埋まってました。
これでは、まったくもって家までたどり着けそうにない。。。
雨が降る度、気が気ではないですよね。
この震災を機に、地元の有志で立ち上げた『南阿蘇よみがえり』の代表に、
資金を託し、僕は一旦熊本を離れます。
一つの石をどける。
ひざ下まで埋まるほどの泥を一すくい、ひとすくいづつ取り除く。
まだまだ、人の手が足りていません。
と言うか、復興へ向けての手助けをするボランティアが南阿蘇にはほとんど見当たりません。
一つでも笑顔が取り戻せますように、
皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
後ろ髪をひかれつつも、
一旦帰路に着く海の上で、
くしくも、本震と同じ日に誕生日を迎えた私の中に、
また一つ奮い立つような新しい芽生えを感じました。
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