2012年11月20日火曜日

風景の色

ぐんぐんと日が短くなり、夕方5時を回ると漆黒の闇が広がる季節になりました。
鮮やかなパッチワークのようだった森も、少しずつ色を失っています。

どっしりと境界線を守り続けたカラマツが黄色に変わっています。このカラマツの葉がみんな落ちる頃、少しずつ雪の便りが聴こえてくるのです。


今年も、グリーンシーズンの終了のご挨拶をする季節がやってきました。
とろりと重たくなった川の水はどこまでも澄んで美しいけれど、夏のように親しげではありません。
木枯らしが、少しずつ風景をモノトーンに変えていく11月、
冬ももうすぐそこです。


今年もたくさんの皆さまにお越し頂きました。
参加いただいた皆さま、そして遠くより応援くださった皆さまに、心より御礼申し上げます。


ありがとうございました!


(2012年11月4日)

2012年11月4日日曜日

季節が変わる時。

いつもの年なら・・・
とそればかりを口にしてしまうような、暑い暑い9月でした。
確か去年の初霜は9月20日だったと思うけど、今年の9月20日はまだ夏のように暑く、半袖を着て過ごす一日でした。

いつもの年ならもうとっくに紅葉が始まっているのだけれど、もうこのまま秋は来ないのだろうかと不安に思っていた9月の終わり、ふいに秋がやってきました。
季節が変わるのはいつも突然です。
半袖から、一気にフリースへ。
9月26日、今シーズン初めて、薪ストーブに火が入りました。

日が暮れるのがぐんぐんと早くなり、朝晩の空気は凛として、空が澄んで、
山も少しずつ秋色に染まり始めました。

北国の秋は、とても美しいです。

(2012年10月3日)