2011年2月12日土曜日

朝の楽しみ


透き通った空の広がる冬の道東は、晴天続き。
どこまでも続く澄んだ空に、朝の楽しみは樹氷です。

保育園への道すがら、毎朝胸おどらせて眺める絶好の樹氷ポイントあり。
川から立ちのぼる靄が木々を湿らせ、朝の冷え込みでしっかりと凍りつくのです。
この樹氷ポイントは、川のほとりが温泉ということもあって、樹氷率高し。

静かにとろりと流れる川は、トウベツ川。この少し先で釧路川に合流し、海をめざします。

冬は寒いけれど、寒ければ寒いほど、美しい。
毎朝の気温チェックも、冬の朝の楽しみのひとつです。

今日も見に来てくださって、ありがとうございます。
しろい森へいく小さな旅、始まっています。

(2011年2月12日)

2011年2月4日金曜日

湖にやってきた神様


立春の今日、湖は響きわたるサウンドバムに満たされていました。
ここのところの寒さで全面結氷した湖で氷が鳴る音です。
ギュイーン、ギュワーン、ボゥワーン
文字では表現のしようがない、
宇宙の果てから響いてくるような不思議な音。

そうしてサウンドバムの果てに、足もとから御神渡りができたのです。
神様が歩いたと言われる道、
真冬にだけ現れるダイナミックな自然の道。
ごくまれに出来ない年もあるのですが、今年はちゃんと現れました!

御神渡りには、氷の伸縮によってできるという「科学的な説」と、
舟の神様が、女性に会いに通った足跡だという「神秘的な説」があります。

始まったばかりの厳寒2月、
当分この「足跡」を眺めることができそうですよ。

今日も見に来てくださって、ありがとうございます。
しろい森へいく小さな旅、始まっています。

(2011年2月4日)