2011年5月28日土曜日

芽吹きの季節



川のほとりの裸の森にも、芽吹きの季節が訪れています。
最初に淡いグリーンの衣を身にまとうのは、ヤナギの木。
生命力にあふれたこの木々は、真っ先に春のお日様にご挨拶しています。

わっかの周りでも、エゾエンゴサク(写真)が咲き始めました。
可憐なこの時期の花々は、ごく控えめに咲いているのにしっかりと美しく、特にエンゴサクの凛としたブルーは大好きです。

池の周りはタンポポが満開。
桜も蕾が膨らんできましたので、そろそろ咲きそうですよ~。

今日も見に来てくださって、ありがとうございます。
釧路川をいく、小さな旅、あれこれ、始まっています。
春の気持ちのいいひとときを楽しんでいってくださいね。

(2011年5月16日)

2011年5月16日月曜日



オーストラリアから、春を告げる使者・オオジシギが、今年も飛んできてくれました。
シュワー…シュワーと鳴いた後、シュゴゴゴゴゴ~~っとすごい勢いで急降下してくる彼らの「ディスプレイフライト」はこの時期の名物。
たまに、本当にすぐ近くまで急降下してくるので怖かったりする時もあるけれど、 シギが飛び始めると北国の季節が巡ったことを実感します。

池のほとりには、小指の先ほどの小さなカキドオシの花がびっしりと咲いている一画があります。
この可憐な花の隣りには、たった一輪だけ、元気なタンポポも咲いています。

沢のクレソンやヤチブキ、行者ニンニクなどの山菜たちも今が旬。
にぎやかで、嬉しい春の始まりです。

今日も見に来てくださって、ありがとうございます。
釧路川をいく、小さな旅、あれこれ、始まっています。
まだ空いている時間も、ありますよ。

(2011年5月2日)