暑い暑い6月が終わり、鮮やかなグリーンが一層濃くなる7月になりました。
あちこちの牧草地では、遅れていた一番牧草の刈り取りが始まっています。
風にそよぐ緑の草を、まずはきれいに刈り取るマシーンがやってきて、その後、刈り取った草を何度もかき回す(反転させる)マシーン、それからよく乾いた草を寄せ集めるマシーン、それをきれいに丸めるマシーン、最後に丸めた牧草ロールに白や黒のビニールを巻くラッピングマシーン。
一口に「刈り取り」って言っても、これだけの機械が次々にやってくるのですから、見ていて面白くないわけがありません。
特に、牧草をロール状に「丸めるマシーン」は、ぽこっぽこっと、大きな卵が生まれるように牧草ロールが次々産み出されるので、見学の子ども達にも大人気です。
刈り取られた広い牧草畑に、牧草ロールの「たまご」が点在する北海道らしい風景は、刈り取りシーズンの今だけ限定です。
(2010年7月3日)